ソフトバンクモバイル株式会社(以下、ソフトバンクモバイル)は、携帯電話の位置情報による周辺情報配信サービス「ふらっと案内」が、広島県の緊急雇用対策基金事業として2011年1月より運用開始となる多言語観光ナビゲーションシステムに採用されることが決まりましたのでお知らせします。また、今回の多言語観光ナビゲーションシステムでは、「ふらっと案内」を通じて、準天頂衛星初号機「みちびき」(測位衛星)の高精度な位置情報を活用する実証実験にも参画します。
このたび広島県が運用開始する多言語観光ナビゲーションシステムでは、外国人観光客への情報提供の充実やホスピタリティ向上のために、iPhoneにインストールした「ふらっと案内」を活用して多言語対応の観光情報提供サービスを行います。日本語に加え、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語の4カ国語で、広島県内の観光地案内やイベント情報、飲食店情報、交通情報などを配信し、外国人観光客の広島観光をサポートします。
また、今回の多言語観光ナビゲーションシステムでは「みちびき」を活用した実証実験にも参画し、「ふらっと案内」をインストールしたiPhoneに専用の受信機を接続することで、「みちびき」の高精度な位置情報の利用が可能になります。「みちびき」とは、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が今年9月に打ち上げた日本の位置測位衛星です。「みちびき」を利用することで、GPS測位の精度が飛躍的に向上し、従来は平均10数メートルだった誤差が1メートル前後になります。本実証実験は、財団法人衛星測位利用推進センター(SPAC)承認のもとに、ソフトバンクモバイル、広島県商工労働局産業振興部観光課(緊急雇用対策基金事業)が共同で行うものです。政府が「地理空間情報活用推進基本計画」にうたっている「地方公共団体の地域活性化の取組」のひとつであり、「みちびき」の実証実験として民間企業と地方自治体が取り組む日本初の事例になります。
「みちびき」の位置情報を活用することにより、従来のGPSよりも高精度な位置情報で正確な広島の観光情報を観光客に配信することが可能となり、観光客の行動パターンの分析などから新たな観光資源の発掘などを行います。また、実証実験に参加されていない方にも、「ふらっと案内」を通じて「みちびき」のさまざまな情報を提供する予定です。
なお、多言語観光ナビゲーションシステムの運用期間は、2011年1月15日(土)から2011年3月15日(火)の予定です。多言語観光ナビゲーションシステムに関する詳細は、本日発表の広島県知事記者会見資料をご覧ください。
準天頂衛星システムを利用した民間などによる利用実証の推進を行っています。
ソフトバンクモバイルが提供する「ふらっと案内」は、“手の中に街を”をコンセプトに、携帯電話の位置情報(GPSや基地局情報など)を利用した周辺情報配信サービスです。「ふらっと案内」では専用のアプリケーションを利用して、位置情報をもとに近くの観光スポットやおすすめの散策コースの情報が入手できます。また、行きたい場所をブックマークに保存したり、保存したブックマークの中から独自の散策コースを作成することも可能です。